オープンハウス(戸建て見学会)に行ってきました
TOWN CREATIONスタッフ[ 2009年9月14日]
知り合いの建築家さんの設計による
戸建て住宅のオープンハウスに誘われ
青梅まで遠征してきました。
リフォーム(リノベーション)でなく新築の木造住宅ですが、
内外装とも塗り壁の優しい風合いで街並にとても合うように感じました。
自ら「昭和の街」とアピールする青梅駅から程近い
商業地域にできたお家です。裏手には漆喰壁の蔵もあります。
駅前ロータリーの銅像も昭和の半ばの匂い。
駅前マクドの おばあちゃん利用率が高いのが印象的でした(たまたま?)。
宅内に入り気がつくのは、
建売分譲など一般の新築住宅特有の臭いが全然しないこと。
風通りが良いことだけでなく、
ビニルクロスを使わず、天井面・壁面とも珪藻土塗り、
無垢フローリング(ナラやバーチ材)にホワイトステイン仕上げ、
であることが要因でしょう。
室内の空気がとても綺麗に感じました。
やはり、スケルトンリフォームでも
コーポラティブハウスでも
こういった塗り壁材(漆喰や珪藻土など)は、
ビニルクロス貼りより費用が多少高くなるにしても
長い生活を考えると、健康のため、風合いのために
ぜひ採用をおすすめしたいところです。
今回あらためて違いが実感できました。
ダイニングのテーブルや椅子以外で、
玄関ドアや内装建具も家具屋さんが製作したオリジナル品。
ドアノブや照明器具など建築主さんの好みが反映され、
ヴィンテージ的なランプシェードも味があります。
※写真でお見せできないのが残念です。
とがったデザインの建築でなく、全体的にアンティーク調で
とても癒されるお家でした。
部屋ごとに微妙にトーンの違い
(男の子部屋は淡いブルー、主寝室は薄いブルーグレーなど)があり、
統一感がある中で変化や遊びを持たせていました。
赤塚不二夫氏が街並みを気に入ったことで
美術館設立につながった青梅、住みやすそうな街ですね。
駅ではキャラクター達が迎えてくれます。
Oさん、よいものを見せていただき、ありがとうございました。