マニフェストで中古住宅+スケルトンリフォームが最重点!?
TOWN CREATIONスタッフ[ 2009年9月8日]
民主党の圧勝、政権交代が実現することになった
衆議院議員選挙から1週間。
生活はどう変わるのでしょうね。
期待が大きすぎると、失望もその分大きくなるとは言え、
できる限り、弱者である一般の生活重視で
優先順位を整理し、地道に進めて欲しいものです。
さて、民主党のマニフェストにおける
住まいに関する政策の内容を一部抜粋します。
44.環境に優しく、質の高い住宅の普及を促進する
【政策目的】
住宅政策を転換して、多様化する国民の価値観にあった住宅の普及を促進する。
【具体策】
・リフォームを最重点に位置づけ、バリアフリー改修、耐震補強改修、太陽光パネルや断熱材設置などの省エネルギー改修工事を支援する。
・建築基準法などの関係法令の抜本的見直し、住宅建設に係る資格・許認可の整理・簡素化等、必要な予算を地方自治体に一括交付する。
・正しく鑑定できる人(ホームインスペクター)の育成、施工現場記録の取引時の添付を推進する。
これはまさに
中古戸建て、中古マンションを活用し、
多様化する価値観に対応した内容のリフォームとし、
しかも事前に正しく物件を調査する、
「フロムスケルトン」が
業界に先駆けて数年前から理念として始めていることです。
中古住宅の取得+多様化に対応したリフォーム
金融面(中古住宅の担保評価の基準を変えることが必要!)や
地域の補助金制度などで、具体的な後押しを
期待しています。
それによって積極的に中古の住まいを取得し、
表面的な模様替えだけでなく、
それぞれの住まい手の生活に適する住宅に変える
というスタイルが普及していくのでしょう。